田んぼの学校
⽥んぼの学校レポート
田んぼの学校レポート(2025年度)
※2026年度より、第1回<田植え編>・第2回<収穫編>の全2回になりました
第1回 <田植え編>日にち:2025年5月25日(日)/場所:京都府南丹市園部町の田んぼ
宝酒造「田んぼの学校」2025 開校!
京都府南丹市の里山で、今年も「田んぼの学校」が開校しました。
2025年度は「ばった組」「とんぼ組」「たんぽぽ組」の3組に分かれて授業スタート!
この日の里山は、空気がひんやりとして肌寒い一日でしたが、子どもたちは元気いっぱいです。これからいろんな体験ができるのを、みんな楽しみにしています。

田植え
まずは、田んぼの大先輩である農家の皆さんが、田んぼでの歩き方やイネの苗の持ち方、植え方を実演してくれました。
今日植えるイネの長さをメジャーで測り、気温や湿度を観察ノートに書き込んだら、いよいよ田植えの時間です。土の感触がわかるよう、靴下で田んぼに入りました。
ドロドロの土の中は柔らかく、すぐに体が沈んでいきます。慣れない感触に「こわい!」「足が抜けない!」と叫ぶ子も。少し歩くだけでも大変です。農家さんに教わったばかりの「つま先から入って、かかとから抜く」歩き方を思い出しながら、慎重に進みます。
最初はバランスを取るのに苦戦していましたが、コツがつかめるとイネを植える手もスムーズに。田植えを終えて、他のチームをお手伝いしたり、泥の中で見つけたアメンボやカエルを捕まえたりと、夢中になって過ごしていました。

自然観察
田植えの後は、田んぼの周りを歩いて自然観察を行いました。みる・きく・においをかぐ・あじわう・さわるという5つの感覚を使って、田んぼをめぐる命のつながりを学びます。
田んぼを潤す水路を辿って、山に入ります。ふもとでは、サンショウが青い実をつけていました。葉をちぎってパチパチと叩くと、独特の香りが。「いい匂い」という子もいれば、「うわっキツい!」と顔をしかめる子も。実をかじってみると、今度は舌がビリビリする強い刺激がやってきます。みんな慌ててお水を飲みました。勇気を出して、初めての味を知りましたね!
山道には栗のイガが落ちていて、「ちょうど今、栗の花が咲いていますよ」と自然観察員が教えてくれました。白い花を咲かせるエゴノキは、葉っぱや花を水に漬けて振ると白い泡がたちます。泡の正体はエゴノキに含まれる「サポニン」で、昔は石鹸の代わりに使われていたというお話に、「面白い!」と声があがります。
田んぼにはオタマジャクシやカエル、イモリがたくさん。田んぼの生き物たちが大好物のアオサギが舞い降り、エサを求めて歩き回っていました。
自然観察員が生き物を採集した水槽を用意してくれていました。水面からはよく見えなかった細かい部分までよく見えます。オタマジャクシやイモリのほかにも、卵を背負ったオスのコオイムシやガムシ、ゲンゴロウの幼虫など、多様な生き物を観察することができました。
「カエルはエラ呼吸と肺呼吸どっちなの?」
「今そこで虫を捕まえたんだけど、なんという名前?」
子どもたちは、不思議に思ったことをどんどん質問します。
田んぼの周りは命の宝庫。美味しいお米を作る田んぼの力の秘密を一つ知ることができました。
ふりかえり
最後に、今日のできごとをイラストや言葉で「ふりかえりシート」にまとめ、みんなの前で発表しました。
「田んぼの土は柔らかくて気持ちよかった」
「大好きなお米を自分で育てるのが楽しみ」
「生き物たちのことをもっと知りたい」
大きな声で発表した一人ひとりに、温かい拍手が送られました。

この日の授業は、これで終了です。
かんさつノートに「ケロッ田スタンプ」を押してもらって、みんな帰路につきました。



























