サステナビリティ

SUSTAINABILITY

マテリアリティごとの方針・考え方および取り組みテーマと具体的施策

酒類メーカーとしての責任

お酒は、古来より人間関係を円滑にするコミュニケーションツールとして大事な役割を果たしてきました。しかし、一方で、20歳未満の者の飲酒や飲酒運転など、いわゆるアルコール関連問題を引き起こすこともあります。
宝グループでは、アルコール関連問題に対して正面から取り組むことが、酒類を製造・販売する企業として重要な責任であると考え、「責任ある飲酒に関する基本方針」を定め、取り組みを進めています。

宝グループ品質方針

責任ある飲酒に関する基本方針

私たち宝グループは、酒類の製造・販売を行う企業として、アルコール関連問題への対応を重要な責任と考えており、さまざまな活動を通じて、健全な酒類文化の発展のために、社会に働きかけを行います。

  • 適正飲酒を啓発するために、宝グループの従業員すべてが責任をもった行動をします。
  • ウェブサイトや冊子による啓発、商品本体や広告での注意事項の表示などにより、アルコール依存症その他の多量飲酒、20歳未満の者の飲酒、妊産婦飲酒、飲酒運転などの問題解決に努めます。
  • 業界団体、NPO等、様々なステークホルダーとともに、アルコール関連問題に取り組みます。
  • 酒類の製造・販売、広告活動を行うにあたり、関連法令、業界自主基準、宝グループコンプライアンス行動指針や社内規程を遵守します。
  • 従業員に対する啓発活動を推進します。

取り組みテーマ

適正飲酒の啓発

ウェブサイトや冊子による啓発

宝酒造は、1986年にお酒の正しい知識や適正飲酒についてわかりやすくまとめたパンフレット「Say No 読本」を発行しました。さらに2009年にはこれをリニューアルした「お酒おつきあい読本」を発行し、アルコールの特性を説明し、適正飲酒を呼びかけています。この冊子を様々な機関やイベントなどでも提供しているほか、宝酒造ウェブサイトでも公開しています。

従業員に対する啓発

「宝グループ コンプライアンス行動指針」において、従業員は過度な飲酒を慎み、適正飲酒に努めることなどを定めています。また、コンプライアンス教育の一環として、アルコール関連問題に関する様々なテーマを取り上げ、従業員に対して毎年教育を行っています。

責任あるマーケティングの実施

責任ある広告の実施

宝酒造は、酒類のテレビCMについて、①20歳未満の者の飲酒を誘発するような表現はしない、②過度の飲酒を薦めるような表現や社会的良識に反する飲酒の表現はしない、③20歳未満の者の飲酒、飲酒運転、妊娠中や授乳期の飲酒およびアルコールの過剰摂取等の防止に関する注意表示を明示する、④放送時間帯を制限する(5時から18時までは放送しない)、⑤20歳未満の者の視聴者が多い番組での放送は自粛するといった業界基準を遵守しています。
新聞、雑誌などテレビCM以外の広告・宣伝についても同様に、20歳未満の者の飲酒を禁止する旨などのメッセージを、読者の目に付きやすい位置にはっきりと表示しています。

商品表示における配慮

宝酒造は、20歳未満の者の飲酒や、飲酒運転を防止する取り組みとして、1995年から商品パッケージに「未成年者の飲酒、ならびに飲酒運転は法律で禁じられている」旨の表示を行ない、現在は「お酒は20歳を過ぎてから」「飲酒運転は法律で禁じられています」と表示しています。
また、妊娠中や授乳期の飲酒防止のために、2004年から商品パッケージや新聞・雑誌広告に妊産婦飲酒に関する注意事項を表記しています。
清涼飲料との誤飲防止については、ソフトアルコール飲料に「お酒」マークを業界で初めて表示するなどの取り組みを実施してきました。現在も、缶入り商品および300ml以下の商品で、アルコール分10度未満のすべての商品に「お酒」マークを明示しています。デザイン面でも、日本洋酒酒造組合が策定した「低アルコールリキュール等の特定の事項の表示に関する自主基準」を遵守し、一見してすぐにお酒であると認識できるようなものとするよう、配慮しています。

ホームページアクセス時の年齢認証システム

宝酒造は、20歳未満の者の飲酒防止を目的に、2019年より、宝酒造ホームページの酒類に関するページへのアクセスに対し、年齢認証システムの導入を行いました。

グローバルガイドラインの尊重

WHOアルコール世界戦略の尊重

2010年5月に開催されたWHO総会で「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」が採択されました。その後、WHOは2013年に「Global ActionPlan2013-2020」を発表し、「アルコールの有害な使用の10%削減」が目標とされました。
こうしたWHOの動きを受け、国内では2014年に「アルコール健康障害対策基本法」が施行されました。また同基本法に基づき、2016年には、具体的な施策を盛り込んだ「アルコール健康障害対策推進基本計画」が策定されました。宝酒造は、WHOのアルコール世界戦略を尊重し、また同戦略に基づいた「アルコール健康障害対策推進基本計画」を遵守し、自主的かつ積極的にアルコール関連問題の解決に向けた取り組みに努めてまいります。

外部イニシアチブへの参加

公益法人等が行う適正飲酒の普及・啓発事業等への参画

公益社団法人アルコール健康医学協会が行う適正飲酒の普及啓発活動への参画

同協会は、1980年に厚生労働省と財務省共管で、「適正飲酒の普及・啓発」「20歳未満の者の飲酒防止」を事業の柱として設立されました。同協会では機関誌・情報誌の発行、ポスターの作成、講演会の開催等を行なっております。当社は、酒類業界団体の代表として、企画委員の立場で同協会事業に参画し、アルコール関連問題に関する情報誌を年4回発行しています。

酒類の広告審査委員会が行う酒類広告審査への参画

同委員会は、2007年に酒類業中央団体連絡協議会9団体で構成される「飲酒に関する連絡協議会」より、同協議会作成の「酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準(以下、「自主基準」)」の遵守状況等について、客観性及び一層の実効性を確保するための審議及び審議結果を答申する業務を受託する機関として設立されました。その活動として、年2回、TV、新聞、雑誌の酒類広告審査を行い、その審査結果を「飲酒に関する連絡協議会」に報告しております。当社は、酒類業界団体の代表として、実務者委員の立場で同委員会に参加し、「自主基準」が遵守されているかなど酒類広告の審査を行なっています。

サステナビリティ・ビジョンにおける目標

図表

関連するSDGs

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