サステナビリティ
SUSTAINABILITY
マネジメント体制
推進体制
宝グループ・サステナビリティ・ポリシーの取組みを推進していくため、宝ホールディングスの代表取締役社長を委員長とした「宝グループ・サステナビリティ推進委員会」を設置しました。この委員会を中心として、各マテリアリティへの取組みを推進しています。

10の重要課題(マテリアリティ)
マテリアリティ策定プロセス
宝グループは、事業活動を通じた社会的価値の創造を将来にわたって実現し続けていくためには様々な社会課題の解決にこれまで以上に取り組む必要があるという認識のもと、「宝グループ・サステナビリティ・ポリシー」を策定しました。
「宝グループ・サステナビリティ・ポリシー」では、当社グループを取り巻く社会課題について、ステークホルダーからの期待度と当社グループの事業への影響度を考慮し、「安全・安心」をはじめとする10の重要課題(マテリアリティ)を取り上げ、各々についての取り組み方針を示しています。
取り組みテーマと具体的施策(宝グループ・サステナビリティ・ビジョン)
宝グループは「宝グループ・サステナビリティ・ポリシー」に掲げた取り組み方針に基づく、具体的な中長期目標を設定した「宝グループ・サステナビリティ・ビジョン」を策定しています。
マテリアリティ | 取り組みテーマ | 具体的施策 | 目標 | 関連するSDGs |
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安全・安心 | 宝酒造における安全・安心な品質の確保 | 食品安全マネジメントシステム(FSSC22000 国内自社工場6拠点)の維持 |
【宝酒造】 ・自社工場全6拠点*のFSSC22000を維持する。 (*松戸工場、楠工場、伏見工場、白壁蔵、黒壁蔵、島原工場) |
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宝酒造の安全な商品づくり ・設計段階における関連法令・自主基準への適合性審査 ・安全性を確認した原料の安定調達 ・安全かつ安定した品質を作り込む製造ラインの維持・向上 |
【宝酒造】 ・商品設計、原料調達、製造の各段階における安全品質の確認を徹底し、品質管理体制をいっそう強化させる。 ・新規委託先及び新規原料サプライヤーへの監査と品質管理評価の実施率100%を維持する。 ・品質保証書による原材料の安全性確認100%を維持する。 |
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お客様満足の追求(ISO10002) |
【宝酒造】 苦情対応プロセス及び対応部門の知識を向上させる。 a)お客様相談室スタッフの知識向上に向け、品質管理部門による講習を年1回以上行う。 b)お客様訪問時における対応品質向上に向け、訪問時マニュアルに対する理解度テストを実施する。(テスト実施率100%達成) |
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タカラバイオグループにおける安全・安心な品質の確保 | タカラバイオグループの品質マネジメントシステム(ISO9001ほか)の維持 |
【タカラバイオグループ】 ・すでにISO認証を取得した事業所におけるISO認証を維持し、品質向上及び顧客満足度の向上に努める。必要に応じて、ISO認証取得範囲の拡大に努める。 ・事業に必要な業許可・登録等を維持する。 |
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GMP/GCTP(※1)等の各種品質・製造・安全基準、第三者認証制度への適合・維持 | ||||
製品情報の適切な開示 |
【タカラバイオグループ】 自社製品(試薬)に関し、2025年度までに、SDS(セーフティー・データ・シート※2)を多様な言語(日、英、中)で情報提供を行う。 |
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宝酒造インターナショナルグループにおける安全・安心な品質の確保 |
グローバルな品質保証体制構築に向けた取り組み ・海外の食品安全法規情報の把握と遵守 ・主な海外グループ会社の食品安全に関する認証取得推進 |
【宝酒造インターナショナルグループ】 ・輸出対象国の食品法規適合率100%を継続する。 ・2025年度までに海外グループ会社への品質監査を実施し、品質リスクとなる要素が発見された場合は適切に是正する。 |
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健康 | 世界のライフサイエンス研究と発展への支援 | ライフサイエンス研究・産業の発展を幅広く支援 |
【タカラバイオグループ】 安定的な製品供給にむけて、日本・中国・米国・欧州等の主要拠点の製造施設の整備を進め、最適化を図ることで、ライフサイエンス研究の発展をグローバルで支援する。 |
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ライフサイエンスコミュニティへの貢献 |
【タカラバイオグループ】 ・セミナー・ワークショップ開催を通じ、バイオテクノロジーの基礎から最新技術の普及を図る。 ・オープンイノベーションを通じ、アカデミアシーズの事業化を推進する。 ・バイオテクノロジーの社会的理解の促進に努める。 |
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遺伝子解析技術の検査や診断への応用 | ウイルス等の検査・診断キットの提供 |
【タカラバイオグループ】 世界的に流行する感染症のウイルス検査製品に加え、世界各地の特性や需要に合わせ た“グローカル”な製品開発により対象範囲を拡大する。 |
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遺伝子治療の社会実装 | アンメットメディカルニーズを満たす遺伝子治療関連技術の開発推進 |
【タカラバイオグループ】 ・自社開発によるTBI-1301の製造販売承認申請を行い、社会実装化する。 ・再生医療等製品の開発・製造支援事業(CDMO事業)を推進する。 |
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健康配慮型商品の提供 | 糖質ゼロ、糖質オフ製品の開発 |
【宝酒造】 おいしさや飲みごたえ、調理効果はそのままに、糖質ゼロやオフの機能性をもつ商品をお客様のニーズに合わせて開発する。 |
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料理清酒の食塩ゼロ訴求 |
【宝酒造】 料理清酒の食塩ゼロ認知率を2030年度までに35%まで向上させる。 |
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オーガニック食品等の提供 |
【宝酒造インターナショナルグループ】 オーガニック及びビーガン対応商品を、2025年度までに1,569アイテム(2021年3月から+300アイテム)まで拡大させる。 |
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食物アレルギーに配慮した商品の開発 |
【宝酒造インターナショナルグループ】 グルテンフリー等の商品を、2025年度までに1,640アイテム(2021年3月から+150アイテム)まで拡大させる。 |
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酒類メーカーとしての責任 | 適正飲酒の啓発 | ウェブサイトや冊子による啓発 |
【宝酒造】 宝酒造ウェブサイトの適正飲酒啓発(20歳未満の者の飲酒禁止、飲酒運転防止等)ページビュー数について、2022年度に対2020年度比20%増、2025年度に対2020年度比50%増を達成する。 |
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従業員に対する啓発 |
【グループ全体】 ・グループ全体の従業員に対し、適正飲酒についての啓発を行う。 ・国内グループ会社※3全従業員を対象とした適正飲酒に関するeラーニング等の受講率100%を継続する。 |
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責任あるマーケティングの実施 | 責任ある広告の実施 |
【宝酒造】 広告・宣伝の自主基準に対する違反件数ゼロを継続する。 |
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商品表示における配慮 |
【宝酒造】 ・ホームページに主な商品の純アルコール量を開示する。2025年度までに国内で販売するすべての消費者向け商品(酒類調味料除く)に純アルコール量を表示する。RTD商品については2023年度中に完了する。 ・2025年度までに「20歳未満の者の飲酒禁止表示」に加え、「妊産婦への注意表示」、「適量飲酒の啓発表示」をすべての消費者向け商品(酒類調味料除く)に表示する。 |
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グローバルガイドラインの尊重 | WHOアルコール世界戦略の尊重 |
【宝酒造】 WHOアルコール世界戦略の支持を表明し、その内容を従業員に周知徹底する。 |
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外部イニシアチブへの参加 | 公益法人等が行う適正飲酒の普及・啓発事業等への参画 |
【宝酒造】 企画委員、実務者委員として、アルコール健康医学協会及び広告審査委員会が行う適正飲酒啓発活動へ能動的に参画する。 |
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環境 | 気候変動問題への対応 | CO2排出量の削減 |
[2030年度] 【宝酒造・宝酒造インターナショナルグループ】 ・生産拠点におけるCO2排出量を2018年度比で46%削減する。 【タカラバイオグループ】 ・CO2排出原単位(売上高当たりのCO2排出量)を2018年度比で50%削減する。 【宝酒造(物流部門)】 ・宝酒造製品の輸送におけるCO2排出原単位(出荷数量当たりのCO2排出量)を2018年度比で10%削減する。 [2050年度] 【グループ全体】 ・宝グループ連結でCO2排出量を実質ゼロにする。 |
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適正な水の使用 | 地域の特性に配慮した水の使用 |
【宝酒造】 ・2025年度までに、宝酒造の用水原単位(生産数量当たりの用水使用量)を2017年度比で15%削減する。 ・水源保護、廃水保全の取り組みを継続する。 |
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廃棄物排出の抑制 | 工場廃棄物の削減および再資源化の推進 |
【宝酒造】 宝酒造の製造工程における廃棄物の再利用率98%以上を継続する。 |
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フードロス削減への取り組み |
【宝酒造】 ・希少な国産果実をはじめとした原料の有効利用率を向上させる。 ・自社商品やそれを利用した加工食品のロングライフ化を進める。 |
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環境に配慮した製品パッケージ、梱包への対応 | 環境に配慮した製品の開発 |
【宝酒造】 ・量り売り製品の販売を継続する。 ・3Rに配慮した持続可能な容器包装の導入を進め、2050年度までに採用率100%を達成する。 ・紙パック製品の森林認証紙化を進め、2030年度までに採用率100%を達成する。 ・紙、樹脂ラベルへのバイオマスインク化を進め、2025年度までに使用率100%を達成する。 【宝酒造インターナショナルグループ】 ・海外各国の法規制等に則り、プラスチック軽量化商品の開発と切替を継続する。 【タカラバイオグループ】 ・紙パッケージの森林認証紙化を進め、2025年度までに採用率100%を達成する。 ・片面アルミパウチのアルミレスパッケージ化を進め、2025年度までに採用率100%を達成する。 ・紙パッケージへのベジタブルオイルインク化を進め、2025年度までに使用率100%を達成する。 |
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リサイクル啓発冊子の無償配布 |
【宝酒造】 希望者への無償提供を継続する。 |
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生態系・生物多様性の保全 | 生態系や生物多様性を守る活動や研究への助成 |
【宝HLD】 ・タカラハーモニストファンドによる助成を継続する。 【宝HLD・宝酒造】 ・各事業場における地域貢献活動を継続する。 |
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ガバナンス | コーポレートガバナンスの推進 |
最適なコーポレートガバナンス体制の構築 ・取締役および取締役会 ・監査役および監査役会 ・独立役員の選任状況 ・役員報酬 |
【宝ホールディングス】 グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上に向けて、適切なコーポレートガバナンス体制が整備されている状態を継続する。 |
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最適なグループガバナンスの検討 | ||||
コンプライアンスの推進 | コンプライアンス推進体制の強化 |
【グループ全体】 企業理念を実現するために、役員・従業員一人ひとりが「コンプライアンス行動指針」に基づいた行動を徹底し、海外を含めたグループ全体でコンプライアンスを推進する。 ・宝グループに属する一人ひとりが遵守すべき「法・社会倫理」に関わる行動指針である「コンプライアンス行動指針」を全従業員に配布し、コンプライアンスの徹底を図る。 ・リスク・コンプライアンス委員会を定期的に開催する。(原則年間2回) ・コンプライアンスに対する役員・従業員の意識向上を図るため、職制に応じた研修を実施する。(原則年1回) ・コンプライアンスに係る重点テーマについての職場教育を実施する。(原則年4回) ・内部通報制度を適切に運用するとともに、通報内容に対して迅速かつ適切に対応することで、法令違反や不正行為の未然防止・再発防止につなげる。 |
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コンプライアンス教育の実施 | ||||
内部通報制度の適切な運用 | ||||
リスク管理体制の強化 | リスクマネジメント(平時のリスク管理)の推進 |
【グループ全体】 国内外において企業を取り巻くリスクの顕在化防止と軽減に取り組むとともに、災害等の緊急事態発生時に迅速かつ適切に対応できる体制を構築する。 ・「職場点検報告書」や「リスク・コンプライアンスチェックリスト」、従業員へのヒアリング等を通じ、各社・各事業場のリスク管理状況に対するモニタリングを行い、リスクの顕在化防止とリスクの低減につなげる。(原則年1回) ・各種防災訓練(安否確認訓練、消防訓練、AED使用訓練 等)を定期的に実施する。 (原則年1回) |
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クライシスマネジメント(有事のリスク管理)の推進 | ||||
豊かな食生活 | 和酒・日本食を通じた世界中の人々への食の豊かさの提供 |
<和酒の魅力や新たな価値の発信・提供> ・実体験型飲食イベントの開催 ・新機軸商品による市場開発 ・WEBサイト、SNSを活用した情報発信 ・和酒の魅力・価値の海外での浸透 |
【宝酒造】 [焼酎] 「レモンサワーで日本を元気に!プロジェクト」を継続推進し、「焼酎+レモン+炭酸」でつくる日本独自の飲酒文化「レモンサワー」を啓発する。 《目標》レモンサワーフェスティバルなどの実体験型飲食イベント(オンライン含む)や飲食店応援企画を継続開催する。 [清酒] 日本酒になじみのない若年層に向けて「澪」を中心としたスパークリング清酒を中心に、日本酒の魅力について情報発信する。 《目標》澪を中心にユーチューブチャンネルをはじめ各種SNSで公式ページを開設し、2025年度にフォロワー数計30万人以上を達成する。 【宝酒造インターナショナルグループ】 2025年度までに海外専用商品、海外事業会社商品20アイテムを開発する。2030年度までに和酒輸出国数を100ヶ国に拡大する。 |
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<日本食の魅力や新たな価値の発信・提供> ・販売先と連携した調味料セミナー、クッキングラボ等の開催 ・外部イニシアチブへの参画 ・本みりん、料理用清酒を使用した料理レシピの発信 ・日本食文化の海外での浸透 |
【宝酒造】 「タカラ本みりんレシピコンテスト」やNPO法人日本料理アカデミーと共催する「京料理人に学ぶ日本料理教室」を継続開催し、本みりんや料理清酒を使った新たな需要開発と日本食の魅力を啓発する。 《目標》「タカラ本みりんレシピコンテスト」と「京料理人に学ぶ日本料理教室」を継続開催する。 《目標》2030年度までに料理レシピを1,000件以上ウェブで発信する。 【宝酒造インターナショナルグループ】 ・日本食の海外でのさらなる浸透を図るべく、各地で開催される展示会への出店や情報発信をする。 ・ミューチャルトレーディングによる日本料理学校での寿司職人、和食職人の育成を継続する。 |
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お酒を通じたコミュニケーション創出と生活への潤い付与 |
お酒の楽しさや酒文化に関する情報発信 |
【宝酒造】 2025年度までに宝酒造公式「facebook」フォロワー数計20万人以上を達成する。 |
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人財 | 人財育成 | 次世代を担う人財育成策の実施 |
【グループ全体】 経営幹部候補育成研修、次世代リーダー育成研修等を通じてグループの次世代を担うことのできる人財を育成する。 |
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グローバルな事業成長を実現する人財(グローバル人財)の育成 |
【グループ全体】 継続的なキャリア採用による人財獲得と若手社員の宝酒造インターナショナルグループへの配置および海外赴任を含むジョブローテーションによってグローバルな事業成長を担うことのできる人財を育成する。 |
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研修施設「宝ホールディングス歴史記念館」を活用した人財育成 |
【グループ全体】 グループの共通の価値観である「TaKaRa Five Values」を共有するために、グループ全社員を対象とした「歴史記念館見学研修プログラム」を継続実施する。 |
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多様な人財の活躍推進 | 女性の活躍推進 |
【グループ全体】 ・女性役職者数を増加させる。 国内において女性活躍推進法行動計画※に基づいた取り組みを継続するとともに、特に宝HLD、宝酒造、宝酒造インターナショナルの3社については、2021年度から2030年度末までに50人以上(2021年4月1日時点の女性役職者数39人の128%以上)の新任女性管理職、新任女性課長補佐を登用(中途採用による登用含む)する。 ・定年後再雇用により70歳までの就業機会を提供する。 ・障がい者雇用率を国内の法定雇用率以上に維持する。 ・多様な人財の獲得に向けた中途採用のさらなる活用を進める。 ※参考:主要会社の女性活躍推進法行動計画における主な目標 【宝HLD・宝酒造・宝酒造インターナショナル】 ・事務系、技術系の新卒採用者に占める女性比率:40%以上 ・女性管理職比率(2025年度末までに):10%以上 【タカラバイオ】 ・女性育児休職(1年)からの復職率(職場への早期復職):50% |
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シニア人財の活躍推進 | ||||
障がい者雇用の推進 | ||||
快適な職場環境とワークライフバランスの実現 | 職場の安全衛生確保 |
【グループ全体】 ・総労働時間数を2020年度実績比で削減する。(国内グループ会社※3) ・有休取得率(取得日数)を2020年度実績比で向上させる。(国内グループ会社) ・育児休職からの復職率100%を維持する。(国内グループ会社) ・在宅勤務制度の効果的な活用を進める。 |
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労働関係法令の遵守 | ||||
長時間労働の防止 | ||||
多様な働き方の推進 | ||||
調達 | 調達先との協業 | 調達先へのガイドラインの遵守要請 |
【宝酒造】 2023年度までに調達ガイドラインの理解・遵守を宣言した調達先と取引を行う。 |
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人権 | 人権の尊重 | 新入社員研修や階層別研修での人権学習の実施 |
【グループ全体】 「宝グループ 人権方針」に基づき、多様性(性別、年齢、人種、性的指向、ジェンダーアイデンティティ、障がいの有無など)、人格、個性を尊重し、差別やハラスメントのない職場環境を維持する。 |
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多文化(多国籍文化)の理解・尊重 | ||||
差別のない採用活動 | ||||
ハラスメント防止への取り組み | ||||
個人情報・プライバシーの保護 | ||||
人権デューデリジェンスの取り組み | 人権デューデリジェンス・プロセスの実施 |
【グループ全体】 組織横断のワーキングチームを中心とした人権デューデリジェンスのプロセスに基づく人権リスクの特定・評価、負の影響の防止、軽減、取り組み効果の追跡調査、情報開示の一連の取り組みを実施する。 |
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コミュニティ | 子どもたちへの教育 | 環境教育や食育等を目的としたイベントの開催、地域の小学校等への出前授業の実施 |
【宝酒造】 ・宝酒造「田んぼの学校」を継続実施する。 ・宝酒造「エコの学校」 を継続実施する。 【タカラバイオグループ】 ・近隣の教育機関を対象とした“出前講義・授業”を継続実施する。 (遺伝子治療や再生医療など講演及びキャリアプラン設計のための活動体験の発表を継続的に実施する) |
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地域社会・文化振興への貢献 | 地域の清掃活動等への参加、地域社会への支援 |
【グループ全体】 全国各地で行われている清掃活動へのボランティア参加や地域イベントへの協賛などに参加・協力を継続して実施する。 |
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地域経済の振興 | 地域密着型商品の継続的育成 |
【宝酒造】 ・地域の希少な自然の恵みを使用し、農業生産者と消費者をつなぐ「寶クラフト」や、地域の嗜好に適した地域限定商品の開発・育成を継続する。 ・地域の果樹農業応援活動(収穫応援・寄付活動等)を2030年度に年間20件にする。 |
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未利用資源の有効活用による地域経済の振興 |
【宝酒造】 ・2030年度までにアップサイクル型商品を10件開発する。 |
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大規模災害への被災支援 | 被災地域への義援金拠出や給水活動、ボランティア活動 |
【グループ全体】 自治体の要請等に対し、給水活動を主とするボランティア活動など、可能な限りの迅速な支援活動を実施する。 |
- ※1 GMP:Good Manufacturing Practice、 GCTP:Good Gene, Cellular, and Tissue-based Products Manufacturing Practice
- ※2 SDS: Safety Data Sheet(化学物質等安全データシート)
- ※3 国内グループ会社:宝HLD、宝酒造、宝酒造インターナショナル、タカラバイオ、川東商事、トータルマネジメントビジネス、タカラ物流システム、ティービー、タカラ物産、ラック・コーポレーション、東京共同貿易、タカラサプライコミュニケーションズ(旧大平印刷、旧タカラ容器)
定量目標・実績(宝グループ・サステナビリティ・ビジョン)
マテリアリティ | 目標指標 | 目標数値 | 2023年度活動状況 |
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安全・安心 | 【宝酒造】自社工場全6拠点FSSC22000認証 | 認証維持 | 全6拠点にてFSSC22000認証維持 |
【宝酒造】新規委託先及び新規原料サプライヤーへの監査と品質管理評価の実施率 | 100%維持 | 実施率100% | |
【宝酒造】品質保証書による原材料の安全性確認 | 100%維持 | 安全性確認100% | |
【宝酒造】お客様相談室スタッフの知識向上に向けた品質管理部門による講習の実施 | 年1回以上 | 2024年1月実施 | |
【宝酒造】お客様対応品質向上にむけたマニュアルの理解度テストの実施率 | 100% | 実施率100% | |
【タカラバイオグループ】すでにISO認証を取得した事業所におけるISO認証、事業に必要な業許可・登録等 | 認証、業許可・登録等の維持 | 認証、業許可・登録等の維持 | |
【宝酒造Int'l グループ】宝酒造製品の輸出対象国食品法規適合率 | 100%維持 | 適合率100% | |
健康 | 【宝酒造】料理清酒の食塩ゼロ認知率 | 2030年度35% | 22.9%(2023年12月現在) |
【宝酒造Int'l グループ】オーガニックおよびビーガン対応商品の取り扱い | 2025年度1,369アイテム | 1,433アイテム(2024年3月現在) | |
【宝酒造Int'l グループ】食物アレルギーに配慮した商品(グルテンフリー等)の取り扱い | 2025年度1,540アイテム | 1,638アイテム(2024年3月現在) | |
酒類メーカーとしての責任 | 【宝酒造】宝酒造ウェブサイトの適正飲酒啓発ページビュー数 | 2022年度20%増、2025年度50%増(2020年度比) | 2023年度21%減(2020年度比) |
【宝酒造】広告・宣伝の自主基準に関する違反件数 | ゼロ継続 | ゼロ継続 | |
【宝酒造】商品への純アルコール量表示 | 2025年度までに消費者向け全商品(酒類調味料除く) | RTDは2023年度中に完了。 | |
【宝酒造】「妊産婦への注意表示」「適量飲酒の啓発表示」の実施 | 2025年度までに消費者向け全商品(酒類調味料除く) | 「妊産婦への注意表示」はすべての商品に表示。「適量飲酒の啓発表示」は2L超の商品にすべて表示。 | |
【国内グループ】適正飲酒に関するeラーニング等の受講率 | 国内従業員の受講率100% | 100%実施 | |
環境 | 【宝酒造、宝酒造Int'l グループ】CO2排出量〈生産拠点〉 | 2030年度排出量46%削減(2018年度比) | 宝酒造+宝酒造インターナショナルグループCO2排出量 2023年度18%削減(2018年度比) タカラバイオグループCO2排出量 原単位11%削減(2018年度比) 宝酒造CO2排出量〈物流部門〉 2023年度18%削減(2018年度比) |
【タカラバイオグループ】CO2排出量 | 2030年度排出原単位50%削減(2018年度比) | ||
【宝酒造】CO2排出量〈物流部門〉 | 2030年度排出原単位10%削減(2018年度比) | ||
【宝グループ全体】CO2排出量 | 2050年度排出量実質ゼロ | ||
【宝酒造】用水使用量 | 2025年度用水原単位15%削減(2017年度比) | 用水原単位12.8%削減(2017年度比) | |
【宝酒造】製造工程における廃棄物の再利用率 | 98%以上の継続維持 | 再利用率98.1% | |
【宝酒造】紙パック製品の森林認証紙化 | 2030年度100% | 実施率44.4% | |
【宝酒造】紙、樹脂ラベルのバイオマスインク使用率 | 2025年度100% | 使用率57.1% | |
【タカラバイオグループ】紙パッケージの森林認証紙化 | 2025年度100% | 実施率89% | |
【タカラバイオグループ】片面アルミパウチのアルミレスパッケージ採用率 | 2025年度100% | 新ロットより順次採用。約97%の製品の製造指示書の内容更新済。 | |
【タカラバイオグループ】紙パッケージへのベジタブルオイルインク使用率 | 2025年度100% | 使用率89% | |
ガバナンス | 【宝グループ全体】リスク・コンプライアンス委員会の定期開催 | 年2回 | 2回実施 |
【宝グループ全体】コンプライアンス研修の実施 | 年1回 | 1回実施 | |
【宝グループ全体】コンプライアンス職場教育の実施 | 年4回 | 4回実施 | |
【宝グループ全体】リスク管理状況に対するモニタリングの実施 | 年1回 | 1回実施 | |
【宝グループ全体】各種防災訓練を定期的に実施 | 年1回 | 各種防災訓練 年1回以上実施 | |
豊かな食生活 | 【宝酒造】[清酒]澪を中心としたSNSフォロワー数 | 2025年度30万人以上 | 18.1万人(2024年3月現在) |
【宝酒造Int'l グループ】海外専用商品、海外事業会社商品の開発 | 2025年度20アイテム | 26アイテム(2024年3月現在) ※2022年度12アイテム、2023年度14アイテム | |
【宝酒造Int'l グループ】和酒輸出国数 | 2030年度100ヶ国 | 57ヶ国(2023年12月現在) | |
【宝酒造】宝酒造公式「facebook」フォロワー数 | 2025年度20万人以上 | 14.1万人(2024年3月現在) | |
人財 | 【宝ホールディングス、宝酒造、宝酒造Int'l 】新任女性管理職、新任女性課長補佐の登用 | 2030年度末までにのべ50人以上 | のべ35名(2024年4月1日現在) |
【国内グループ】障がい者雇用率 | 法定雇用率(2.3%)以上維持 | 【宝ホールディングス】3.12% 【宝酒造】2.92% 【タカラバイオ】2.56%(2024年4月1日現在) |
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【国内グループ】総労働時間数 | 2025年度2020年度比で削減 | 【宝ホールディングス、宝酒造、宝酒造Int’l】1854.22時間・9.05時間増(2020年度比) 【タカラバイオ】1851.88時間・63.07時間減(2020年度比) |
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【国内グループ】有休取得率(取得日数) | 2025年度2020年度比で向上 | 【宝ホールディングス、宝酒造、宝酒造Int’l】73.5%・7.1%向上(2020年度比) 【タカラバイオ】70.5%・20.3%向上(2020年度比) |
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【国内グループ】育児休業からの復職率 | 100%維持 | 復職率100%維持 | |
調達 | 【宝酒造】サステナビリティ調達ガイドライン周知 | 全調達先企業 | 100%実施 |
コミュニティ | 【宝酒造】地域の果樹農園応援活動 | 2030年度活動件数20件 | 6件(2024年3月現在) |
- <対象組織>【国内グループ】宝ホールディングス、宝酒造、宝酒造インターナショナル、タカラバイオ、川東商事、トータルマネジメントビジネス、タカラ物流システム、ティービー、タカラ物産、ラック・コーポレーション、東京共同貿易、タカラサプライコミュニケーションズ(旧大平印刷、旧タカラ容器)