サステナビリティ
SUSTAINABILITY
社会・環境活動のあゆみ
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1979
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「カムバック・サーモン・キャンペーン」が始動
寳酒造は「カムバック・サーモン・キャンペーン」を実施し、北海道地域限定の宝焼酎「純」(協賛記念ボトル)を発売。売上の一部を「さっぽろサケの会」へ寄付するとともに道内各地に、チャリティーボックスを設置して募金を呼びかけるなど、地域に根ざした支援PR活動を実施した。
1982
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「日本の松を守ろうキャンペーン」開始
「日本の松の緑を守る会」を支援して、「日本の松を守ろうキャンペーン」を実施した。
ラベルにスローガンを記載した清酒「松竹梅」を発売し、売り上げの一部を寄付。環境汚染や松くい虫の被害によって日本の松が荒廃の危機に直面していることを訴え、松を守り育てる願いを、全国規模で展開した。
1983
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「日本の竹を守ろうキャンペーン」開始
茶道の千宗室家元(当時)を会長に発足した「日本の竹を守る会」を支援して、「日本の竹を守ろうキャンペーン」を実施した。
1984
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「はたちまでストップ」企業広告を実施
未成年飲酒の問題に酒類業界で初めて正面から取り組んだ例として注目を集めた企業広告。さらに11月からの新札発行と絡めて「吾輩は酒である」「二十(はたち)のすゝめ」というキャッチフレーズで読み物風の広告を展開した。
1985
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“自然と社会と人間との調和”をめざす企業理念を制定
創立60周年を記念して「自然との調和を大切に、発酵技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します。」との企業理念を制定。
2001年、現在の企業理念に改定した。
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「公益信託タカラ・ハーモニストファンド」を設立
カムバック・サーモン・キャンペーンをはじめとするさまざまな活動を通じて、環境活動の重要性を認識し、「公益信託タカラ・ハーモニストファンド」を設立した。
タカラ・ハーモニストファンド
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「Say No キャンペーン」を実施
「今年はSay No」というキャッチフレーズで、適正飲酒と飲んではいけない時に断る勇気を訴える企業広告を実施した。
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適正飲酒啓発パンフレット「Say No 読本」発行
お酒に対して正しい知識を深めていただき、ルールを守って上手につきあっていただくことを目的に作成。1995年には、「Say No 読本」から「Say No! Press」へと改称した。
1989
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スポーツドリンク「PADI」に、日本で初めてステイオンタブ(SOT)を採用
国産製品ではじめてプルタブにステイオンタブを採用し、缶飲料のプルタブ問題解決の突破口を開いた。その後、タカラcanチューハイなどにも採用、国内でもステイオンタブが標準となる。
1991
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第1回「TaKaRaクリーンcanウォーキング」を開催
市民参加型環境ボランティアとして、1991年から「TaKaRaクリーンcanウォーキング」を開催。地元ボランティア団体や一般消費者、流通関係の方々と、宝酒造社員が一体となって空き缶とゴミの回収活動を展開した。また、1992年からは、全国の事業場で労働組合が主体となった清掃活動「地球ピカピカ大作戦」を実施した。
1992
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第1回「TaKaRa大自然体験塾」開催
羊蹄山自然公園、苫小牧のオートキャンプ場、南富良野かなやま湖畔キャンプ場など、北海道内で1泊2日のキャンプを開催し、フィールドセミナーやアウトドアクッキング、カヌー体験などを通じて子供たちに自然と触れ合う機会を設けた。
また、この体験塾の参加料は「北海道新聞社野生生物基金」に寄付され、北海道の大自然の保護に役立てられた。
1994
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北海道で宝焼酎「純」・「純」レジェンドのリターナブルボトル化
720mℓ中容量壜のリターナブル化を実現。宝焼酎「純」のボトルは17年ぶりに全面リニューアルとなった。
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「北海道ほたる計画」開始
宝焼酎「純」のリターナブル化に伴い、北海道新聞がすすめる「ホタルにやさしい北海道キャンペーン」を支援する「北海道ホタル計画」を開始。
「〈純〉な自然は蛍が教えてくれる」をキーワードに、回収・再利用した「純」の売上の一部を寄付。ホタルがすめる環境などの情報提供や、ホタルが飛ぶ姿を観察する「体験教室」の開催など幅広い活動を展開した。
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「四万十川の清流を守ろうキャンペーン」開始
日本最後の清流とも呼ばれる四万十川の保全活動支援を高知県に申し入れ、売り上げの一部を高知県へ寄付。その後設立された四万十川保全基金「四万十川ファンド」の母体となった。
また、高知県と協力し「四万十川を守る大切さ」を啓蒙する広報活動を展開した。
1995
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阪神・淡路大震災に際して、支援ボランティアスタッフを派遣
社内に対策本部を設置、義援金の拠出とともに社員ボランティアによる支援活動を実施した。
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製品に点字で「おさけ」表示を開始
誤認飲酒防止のため、国内で初めて「タカラcanチューハイ」の缶蓋に点字で「おさけ」の表示を入れた。また2002年からは、酒類紙パック製品のキャップ部分にも国内で初めて点字で「おさけ」の表示を入れた。
1997
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全社環境対策プロジェクト「エコチャレンジ21」開始
生産現場等企業内部で発生する環境問題と、当社が販売した商品が消費されたあとに発生する空容器問題、この2つの問題に取り組むために、「エコチャレンジ21」が結成された。
1998
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高鍋工場(現黒壁蔵)焼酎蒸留廃液のセメント原料リサイクル開始
焼酎の蒸留後に残る蒸留廃液をセメント原料としてリサイクルできる設備を導入した。
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エコペットの開発
第二種指定ペットボトル自主設計ガイドラインに完全対応のペットボトル「エコペット」を開発した。
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焼酎のはかり売り開始
少しの手間をかけることで資源の節約、廃棄物の削減をはかることのできる販売方法としてはかり売りを開始した。
宝酒造 環境に配慮した容器・包装「焼酎のはかり売り」
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環境報告書「緑字決算報告書」発行
赤字、黒字に対して地球環境に関する収支を“緑字(りょくじ)”決算報告書として社外へ公表。「ECO(エコ)」という統一指標を用いて環境活動の成果を表した。
1999
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はずせるキャップを採用
ペットボトルとキャップの分別をしやすいように、タカラ本みりんに調味料製品として初めて「はずせるキャップ」を採用した。
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ISO14001環境マネジメントシステム導入
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「石原裕次郎メモリアルBOX」発売
売り上げの一部を(社)日本水難救済会と(財)日本海洋レジャー安全振興協会に寄付した。
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環境活動の基本理念制定
「生産活動に伴う地球環境への負荷削減への努力」と「企業活動の成果である利益の社会還元として自然保護活動等の社会貢献への努力」の2つの努力を誓った。
2000
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地球環境大賞「地球環境会議が選ぶ優秀企業賞」受賞
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東洋経済新報社、グリーンリポーティングフォーラム主催「環境報告書賞<優秀賞>」受賞
2001
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アースデイ東京2001に参加
4月に開催されたアースデイ東京2001に参加。
エコプロダクツの紹介等を通じてNGOや市民の皆様と情報交流を実施した。
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伏見工場に天然ガススタンドを業界初の企業内設置
フォークリフトを天然ガスフォークリフトへ切り替えていくにあたり、伏見工場内に天然ガススタンドを設置した。
2002
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ベロタクシーへの協賛
環境NPO「環境共生都市推進協会」(現ベロタクシー・ジャパン)が運営を行う、地球にやさしい乗り物「自転車タクシーVELOTAXI」に協賛した。
2003
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タカラ有機本みりん タイプⅢ環境ラベル取得
消費者が「環境に負荷の少ない製品」を自ら選択することができるように、タイプⅢ環境ラベルを使った製品環境情報開示に取り組み、食品では世界ではじめてEPDタイプⅢ環境ラベルを取得した。
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宝酒造本社、全支社、全工場でISO14001認証取得
2004
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コンプライアンス委員会、コンプライアンス推進室を設置
法・社会倫理の遵守と危機管理の強化をめざして設置した。
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環境教育教材 「リサイクルロード」発刊
飲料メーカーの社会的責任である飲み物容器のリサイクルについて、漫画でわかりやすく解説した冊子を環境NPO「日本環境倶楽部」と協力して制作。
全国の小中学校をはじめとする希望者に配布している。
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「TaKaRaお米とお酒の学校」開校
環境NPO「森の学校」の協力のもと、小学生以上の子供と親を対象に「TaKaRa お米とお酒の学校」を開校。年4回のイベントを通じて農作業体験と自然観察、適正飲酒の勉強などを行い、環境意識の育成と社会ルールの啓発を目的とした。
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妊産婦飲酒の注意表示実施
酒類製品に順次、妊産婦に対する飲酒の注意表示を開始した。
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17事業場でISO14001統合認証を取得
2005
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CSR報告書「緑字企業報告書」発行
これまでの「緑字決算報告書」にCSRの概念を採り入れてリニューアルし、新たに「緑字企業報告書」を発行した。
2008
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宝酒造「田んぼの学校」開校
2004年に開校した「TaKaRaお米とお酒の学校」から、宝酒造「田んぼの学校」にリニューアルした。
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囲碁イベント「第1回宝酒造杯各段チャンピオン戦」開催
囲碁とお酒が楽しめる「宝酒造」杯を公益財団法人日本棋院と共同で開催した。
2009
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「お酒おつきあい読本」発刊
「飲酒に対する正しい知識を深めて、お酒と上手に付き合っていただきたい」との想いを込めて、適正飲酒啓発パンフレット「Say No! Press」から「お酒おつきあい読本」として全面リニューアルを実施した。
2011
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東日本大震災で被災地給水を支援
宮城県仙台市と気仙沼市にて10tの大型タンクローリー2台を用意し、給水支援活動を実施した。
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松竹梅「天」にパウチパックを採用
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宝酒造「田んぼの学校」が企業フィランソロピー大賞特別賞を受賞
2012
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宝酒造「エコの学校」を開校
ごみ問題の現状やごみを減らす方法を親子で楽しく学んでもらうために、体験型環境教育プログラム宝酒造「エコの学校」を開校した。
2013
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国産初のベロタクシー開発に協賛
日本の道路事情に合わせた国産のベロタクシーの開発に協賛した。
2014
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宝酒造「田んぼの学校」が文部科学省「青少年の体験活動推進企業表彰」で審査委員会特別賞を受賞
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福島県白河市に応急仮設住宅用地として貸与していた土地を寄付
2011年6月に福島県より白河市を通じて、東日本大震災で被災された方々への応急仮設住宅用地として貸与していた元白河工場の跡地を地域社会の貢献のため白河市に寄付した。
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「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」で最高賞「内閣総理大臣賞」を受賞
長年取り組んできた「空容器問題」に関する取り組みが評価され、最高賞である「内閣総理大臣賞」を受賞した。
2016
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熊本地震で義援金を拠出。被災地給水を支援
2018
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平成30年7月豪雨で義援金を拠出
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北海道胆振東部地震で義援金を拠出
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「エコマークアワード2018」で最高賞「最優秀賞」を受賞
2019
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令和元年東日本台風で義援金を拠出
2020
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「宝グループ・サステナビリティ・ポリシー」を策定
宝グループは持続可能な社会の実現のため、宝グループ・サステナビリティ・ポリシーを策定した。
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首里城再建のための支援金を拠出
火災により大部分が焼失した沖縄県の世界遺産・首里城の再建に向けた支援として、宝酒造が沖縄・九州エリアで販売する売上の一部を沖縄県に寄付した。
2022
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ウクライナ人道支援のための寄付金を拠出
ウクライナ国内、また近隣諸国へ紛争から逃れ避難している一般市民の方々を対象に、実施する国際連合世界食糧計画WFP協会(国連WFP協会)に寄付した。
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TCFDフレームワークに基づく開示を発表
2023
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宝ホールディングスと宝酒造のScope3算定完了
宝ホールディングスと宝酒造において、従来算定していたScope1,2に加えScope3も算定し、2024年1月には第三者認証を取得。
2024
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能登半島地震で義援金を拠出
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