宝グループ企業のニュース

　宝ホールディングス株式会社は、日本の農家の持続性確保に貢献する農産物加工メーカーである株式会社日本果汁（以下、日本果汁）が実施する第三者割当増資の一部を引き受ける形で出資しました。

　日本果汁は、全国各地の農家との繋がりを有し、多種多様な果実調達に強みをもつ、国産果実の加工会社です。果実の果肉や果汁だけでなく、果皮や種、葉まで、果実を無駄なく活用するサステナブルな商品を開発し、日本全国の農産地から、果実を適切な価格で永続的に購入する仕組みづくりに取り組んでいます。

　宝グループで酒類の製造・販売を行う宝酒造株式会社（以下、宝酒造）は、「寶CRAFT」をはじめとするチューハイに用いる国産果汁原料の多くを日本果汁から調達しています。果実の品種選定に際しては、宝酒造が日本果汁と共に産地に訪問しており、この活動は2010年から続いています。また、日本果汁の果実加工技術によって、未利用部位である果皮などをチューハイの原料として有効活用することができており、果実を無駄なく活用するサステナブルな商品づくりを実現しています。

　今後、サステナビリティへの取り組みを一層推進していくために、今回の日本果汁への出資および協業を通じて、農産物の出口を増やすことで農家の持続性を確保するなど、社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。

　宝グループは、日本果汁との様々な協業の実施を通じて、宝グループのVisionである「Smiles in Life～笑顔は人生の宝～」の実現を目指してまいります。

日本果汁の概要

宝ホールディングスの概要