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ライフイベントと仕事についての座談会

ライフイベントと仕事についての座談会

宝ホールディングスでは女性のさらなる活躍を推進するとともに、社員が仕事と子育てを両立し、
働きやすい職場環境をつくることができるよう取り組んでいます。
制度や思い、現在の働き方について3名の社員が語りました。

PROFILE

  • 大西 悠介さん

    育休を取得

    大西 悠介

    宝ホールディングス株式会社
    財務・IR部 財務・IR課

  • 山岡 加奈さん

    産休・育休を2回取得
    (現在、時短勤務)

    山岡 加奈

    宝ホールディングス株式会社
    総務部 法務・知的財産管理課

  • 北園 さおりさん

    産休・育休を2回取得
    (現在、時短勤務)

    北園 さおり

    宝酒造株式会社
    商品第二部
    西日本調味料カスタマーセンター

01

現在の仕事内容

山岡

法務と知的財産に関わる業務を担当しています。具体的には、株主総会や取締役会の運営、契約書審査、商標管理、個人情報管理、株主優待制度の企画など多岐にわたります。そのため専門的な知識はもちろん、自社と自社を取り巻く環境を理解していることも重要です。いろいろな視点を持って仕事ができるところに、とても魅力を感じています。

大西

IRは財務情報の開示など、投資家の方とコミュニケーションをとりながら、宝グループへの理解を深めていただくのが主な業務です。最近は非財務情報も企業を評価する基準として重視されています。そのため環境や社会、ガバナンスに対する取り組み(ESG活動)などの幅広い情報開示にも努めています。経営の意思を外部に伝える使命を持った業務であり、やりがいも大きいですね。

北園

私は加工業務用調味料の出荷手配や販促企画に携わっています。二人の仕事と比べ、商品やお客様に近い業務です。担当してまだ日が浅いですが、コミュニケーションの重要性と臨機応変に対応することの大切さを痛感しています。それだけに、出荷や配送が滞りなく進められたときはホッとしますし、提案した販促企画が採用されたときは、飛び上がりたくなるほど嬉しいですね。

02

育休中のエピソード


山岡

第1子の育休に入るときに上司から「安産祈願してきたよ」と、神社のお守りをいただいたことが心に残っています。それに、第1子、第2子とも壮行会まで開催してもらったんですよ。

北園

私も2度の育休取得の際に温かく送り出してもらいました。1人目のとき、無事に復帰できるか不安だったのですが、同じ部署の経験者の先輩に、制度や復帰後の仕事との両立について相談に乗ってもらい、とても心強かったです。復帰した初日、皆さんに「お帰り!」と言ってもらったときは本当に嬉しかったですね。
ところで、お二人は育休中に取り組んだことはありますか?
私は読もうとためていた本を読み漁りました! といっても長男・次男ともよく泣く子だったので、ある時は背中に、ある時は片手に子どもを抱えながら、よく寝落ちしてましたけど(笑) 

山岡

子どもと一緒に寝ちゃうこと多いですよね。(笑)私は育児のすき間時間に、社内制度などを利用して、育児の情報や効率的な時間の使い方、お金に関する制度について勉強しました。少しでも学びの時間が取れたことは有意義でしたね。それに投資も始めましたよ。

大西

すごいですね! 私は育休を取得した2週間、掃除や洗濯を積極的に担当しました。恥ずかしながら、それまでは妻に任せっきりだったので、家事にチャレンジする良いきっかけになりました。

山岡

活躍できました?(笑)

大西

まぁ何とか・・・。私にとっては家事を学ぶ貴重な期間になりました。今は妻と分担できるまで成長できたと思います。
ただ、料理だけは・・・おいしく作れません。(笑)

03

出産・育児で変化した働き方

大西

子どもと少しでも長く一緒に過ごしたいので、以前に比べて仕事の優先順位を意識するようになりました。今日やらなくていい仕事は明日にする。その結果、集中力が増して仕事の効率も上がったと思います。

北園

私も特に時間の使い方と効率化に対する意識ががらっと変わりましたね。
そもそも今やるべき仕事かどうかを見極めた上で、時間のロスなく仕上げようという思いで働くようになりました。
その日に処理できなかったら、帰宅する電車の中で翌日の段取りを組み立てます。電車を降りたら仕事のことは一切考えませんが、翌朝デスクに座ったらすぐ取りかかるという感じで日々過ごしています。

山岡

気持ちの切り替えは大事ですよね。子どもが生まれる前は、仕事を抱え込みがちだったのですが、今は良い意味で周りを巻き込みながら仕事することを意識しています。その方が、結果的に組織に貢献できると感じますね。関係者に連絡し、上司には進捗を知っておいてもらう。当たり前のことですが、出産前より情報共有を大切にするようになったと思います。


04

制度の活用


大西

男性が育休を取りにくいという雰囲気はないと感じますね。普段も子どもの体調がよくない時などは看護休暇や時間単位での休暇も取れますし、仕事と子育てを両立しやすい環境になっていると思います。
さらに在宅勤務制度ができたことで、学童保育などに預けることが少なくなりました。子どもと一緒に過ごす時間が増えて、彼らのストレスも減ったみたいですよ。それまでは朝も駄々をこねて学校や幼稚園に行かないことも多かったのですが、笑顔で行ってくれることが増えました。

北園

それは素晴らしい!親としても嬉しいですよね。
うちの長男は電車と消防車が好きで、保育園の帰りに電車を見ながら30分以上手を振ったり、消防署の前でずーっと消防車を見たりしたことがあって。すごく良い思い出です。今考えると、時短勤務だからこそできたことだなと思います。
現在は時短勤務に加え、在宅勤務も活用しています。在宅勤務でも出勤時と同じ時間に子どもを学校に送り出し、保育園に連れて行きます。通勤時間がない分、心に余裕があって、子どもにも「かあちゃん最近、怒らなくなったね」なんて言われています。(笑)

山岡

親の心のゆとりは家族にとって大切だなって実感しますよね。
二人と同じ意見ですが、在宅勤務は限られた時間を柔軟かつ効率的に調整できる点で役立ちます。
1回目に復職したときはまだ在宅勤務制度がなかったため「出社して仕事したい、でも子どものそばにもいてあげたい」といった葛藤を感じることもありましたが、制度ができたことで、そうしたストレスがなくなりました。時短勤務と在宅勤務を両方利用できることで、より効率的な時間の使い方ができていると感じています。

05

仕事と家庭のありたい姿

大西

仕事でのやりがいもそうですが、小さい子どもを育てるということは、今しかできない貴重な経験です。様々な制度が充実したことで、今まで以上に子育てと仕事を両立しやすい環境になったと思います。「二兎を追う者は一兎をも得ず」と思っていましたが、制度を上手に活用すれば二兎を得られる機会ができたと思います。

北園

そうなんですよね。子どもが小さいときにはやはり子ども中心の生活です。その後、成長して手がかからなくなってくると、仕事にも重きを置きたくなります。限られた時間の中で、いかに自分なりのベストバランスを見出せるかは、常に課題だと感じています。
育児をしながら働く先輩は、状況判断と時間の使い方が上手!!(笑) 見習いたいです。

山岡

仕事と家庭のバランスの理想は、誰にとっても変化し続けるものだと思います。だからこそ、常に自分が何を大切にし、どうしたいのかを自問自答しながら、納得のいく仕事と家庭の“バランスポイント”を見極め、前に進んでいける人でいたいですね。

※所属、インタビュー内容は取材当時のものです。

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